時差ボケです。時差ボケ、というのが何なのかよくわかりました。今まで寝不足と区別がついていませんでした。時差ボケは、ある瞬間に前触れなく眠気の崖みたいなものからストンと落ちてしまうものなんですね。それですっと目が覚めてしまう。長い睡眠ができない。今まで時差ボケだと思っていたのは、睡眠不足ということだったんだろうと思いました。年齢関係あるのかどうかわかりませんが、30代後半にさしかかったことと関係ありそうです。ああ、それと、定着したと思っていた加齢臭なんですが、日本ではまだ分泌されていないか、分泌が薄いようです。汗かいても安心。
さて、ドバイ在住の方にはとても評判の悪い『地獄のドバイ』を読みました。逆にamazonではすごく評価が高くなっています(08年6月現在、星5つ)。私としては、概ね予想通りかそれを若干下回るという感じでした。きっとつまらないだろうな、と思っていました。
検索しなくてもよいのですが、この本を巡っては、ドバイ現地に住んでいる人たちからは辛口の傾向が見られます。すごく真摯に批判をされている方もいます。ドバイでもこの本を読んだかどうかで何度か話題にもなった。
なので、もしかしてちょっとは面白いかと思ってしまったんですね。
しかし、あなた、正解! つまらないです。
それで、この本についてはなんでもいいんですが、それよりも私が気になるのは、この本を巡るドバイ現地在住の反応やamazonでの高評価についてです。
今ドバイに住んでいる人、特に3年とか5年とか、大きな話題になる前から住んでいたり、注目していたりした人には、許せない本なのだということはわかります。「イスラムも理解せずに」「英語も話せないくせに」「表紙のピースが許せない」「無計画に行動するアホ」など、恐らく著書を読んでもいないであろう人たちの声を見つけることができます。いや、読まなくてもいいんですよ。でも、やっぱり無視はできないんですね。読むのも苛立たしい、黙することもできない。しかし、すごい敵意だな、と。
日本にいるブラジル人が、新しく日本にきたブラジル人に「日本語も話せないくせに」「浄土真宗も理解してないくせに」「ゴミはちゃんと分別しないと殴るぞ」とかはたぶん言わないと思います。想像ですけどね。
そもそもがドバイのことではなくて、法律の違う他の首長国について書いているのだ、という主張はもっともで、このあたりは著者と編集者の最低限の良心が機能しなかったことは残念ですが『地獄のアルアイン』というタイトルだと4人くらいしか買わないでしょうから、まあそういうことをする人はいると仕方なく思えます。
ドバイ・イズ・ザヘル、とあえてカタカナで書きますけど、帯の下にそうやって英語で表記されています。帯も、これきっと編集者が張り切りすぎたんでしょうが「ムー」みたいな雰囲気にすらなっています。
在住の人の異常な攻撃心もそうですが、amazonの高評価もよくわかりません。
私は、本一冊で一つでも新しい情報があればいいかと思うんですけども、本書に関しては残念ながらその一つがない。ここに書かれていることはすでに知っているのだ、ということではなくて、個人の感想文が書かれているだけなので情報はほとんど何もないわけです。空気みたいなことは書かれているのですが、まったく汎用性がない。その空気に伝染されて「ドバイも裏がある」みたいに。脳みそに若干の気泡が生まれている方が多いようです。
で、何が言いたいかというと、現地在住でこの本というか著者の人格を否定するようなことを言う人も、amazonで「裏」とか「現実」とかいう人もまあ、同じではないかと思うのです。
日本の若者は無計画に外国に出ちゃえばいいと思います。外野がいろいろうるせーです。留学の目的は、とか話題だけでいってどうするとか。じゃまくせーですね、そういう雑音は。
自分探しをするかどうかはおいておいても、行かない理由を見つけてとどまるのより、行く理由というよりは、出ていかざるを得ない気持ちを優先できる人がいいじゃないですか。
僕、何度か書いてますけど、フィリピン人が好きなんですね。
自分が生まれ育った国を出て働くということがすごく普通にできる人たちで、自分探しでも、立派なキャリアを形成するためでもなくて、仕事があるからそこに行くというあっさりした感じがどうも好きなんです。たまにね、日本の若者が来たり、とかメールくれたりするんですけど、大体私が背中押してるんですよ。そうじゃなくて、貴様ら、まず普通に出国して生活しれ、と思うんです。私もおせっかいだったり、結構面倒みの良いところがあるんで、いろいろ言いますけどね。
んでね。フィリピン人もアブダビの拘置所だか刑務所に入れられちゃった人いると思うんだけど、それは出版に恐らくなってないと思うんですね。全部推測ですけどね。
『地獄のドバイ』とか言わないと思うんですよ。ドバイで一旗揚げるぞとか思ってないんですよ。一旗揚げるぞってドバイに来る日本人も実はあまりいないでしょう。推測続きですけど。
現地の人たちは安易に来るな、歓迎しないぞって態度だし、日本にいる人は、目的しっかり見つめ直せ、現実はそんな甘くないぞって感じで、言ってることは実はすごく近いんですよね。
双方、塵になってしまえ、と思います。
私は、日本が好きだし、ドバイは嫌いだし、日本円で収入を得て、日本に納税しています。
仕事がある場所に行く、あるいは仕事を探しにそこにまずは行ってみる。それでいいだろうと思います。
そういうことがオプションの一つとしてある方がいいじゃないですか、と思うんですけどね。なので、この本の著者の行動は私は好きなんだけど、こういう形で安易に出版してしまったのが残念です。何をしたかったんだ、峯山。塵になれ。
2008/06/20
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1 コメント:
私のブログへのコメントありがとうございました!
アメリカの山では釣りと言ったら「フライフィッシング」のことなので、みなさん当たり前にすんなりとフライを始めるのですよ。
そのかわり難しいキャストとかは初めてでは出来ないのでニンフをショートキャストで、、
これでも十二分にフライフィッシングを楽しんで戴けますし、これをきっかけにしてディープにのめり込んでいくゲストも多々いらっしゃります。
世界を飛び回ってご活躍のご様子。
アメリカにいらっしゃった際には是非コロラドやモンタナ&アイダホでのフライフィッシングも楽しんでみて下さいね!
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