2009/10/04

アンダーハンドの上にも三年

然別湖特別解禁セカンドステージ二日目。開始一時間のハーリングで小さなサクラマスをゲットしてボウズ回避したのはいいんだけれども、大物が狙える岸釣りエリアに到着してみたら、台風並みの逆風と白波。キャスティングは不可能。もう、今日は釣りにならないとあきらめて管理棟に戻ろうにもどうにもこうにも前進できない。それどころかどんどん後ろの岸に吹き戻される始末。4度の挑戦であきらめて上陸して待機。結局4時間待って管理事務局の方に救助してもらう。然別湖だったから良かったものの、他の湖でこんなことになったら立派に遭難だ。偶然一緒だったMさんは、この逆風の中、手漕ぎボートで乗り越えて行った。

岸釣りの湾を抜けると、風はほとんどない。一体、あの4時間はなんだったのだ。
その後、魚を追加できずに三時を迎えて納竿。写真は管理事務局のTさんに撮ってもらったのをメールでいただいた。ありがたい。

翌日午前中、はじめての十勝川本流。その強くて太い流れに攻め方を思いつかず。ポイントも何もわかったもんじゃない。未熟なダブルハンドでウェットを流すと、40弱のホウライマス。流れが強くて遡行不能のため、納竿。

翌週、ホームである尻別川へ。ホームと言っても、滅多に来ない蘭越エリア。
足元まで寄ってきた50オーバーも3Xをぶち切られ、中型の魚信が一回。そしてなんと、モズクガニを三匹という。最初は驚いたけれども、モズクガニの魚信がわかるようになった。上海ガニの親戚で美味いらしいけれども、もちろんリリース。

多摩川にてアンダーハンドキャスティングスクール。先生はいつもの近藤さん。
ラインは最初よりは明らかに飛ぶようにはなっているのだけれども、芸術的なループを描く近藤さんを見ていると、がっくり。スクールが終了していないにも関わらず、竿を仕舞う。迷路にはまりこんだのだ。

「僕、才能ないと思います」の言葉に、「あの人は、スクール通って三年ですよ」と。
その人は確かにきれいなキャスティングではあるのだが、三年スクールに通ってこのレベルなのか。いや、その人が下手なのではなくて、圧倒的な近藤さんを基準にすると、呆然としてしまうのだ。これから三年、スクールに通い、上達を夢見続けることができるのだろうか。そしてあのレベルでもまだ続けられるんだろうか。

何とかダブルハンドでも釣りをしているし、何匹か釣れてもいる。だけれども、十分にシングルハンドで対応可能な釣りばかりだ。エキスパートの動きはシンプルで美しい。無駄な力がどこにもない。見ていると、とても簡単に見える。こんなことならオーバーヘッドでいいじゃないか、と思うこともないこともないのだが、アンダーハンドは釣れるのだ。もう一匹釣れるのだ。と信じてみている。

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